計算機科学実験及演習4「画像処理」(その3)

11/3(木)

資料を読んでもどうにも分からなかったので、先生に歪み処理をどうすればいいのか聞き大体理解する。

11/4(金)

歪み処理の実装をする。
成功。
今までとは比べ物にならないほどうまく取得してくれて感動する。

11/10(木)

レポートを半分くらい書く。

11/11(金)

ICPCアジア予選のため休む。

11/17(木)

レポートの続きを書く。
QRコードのサイズがコマンドラインで指定されたら歪み処理、指定されなかったらサイズを予想した従来の方法を取るようにした。

11/18(金)

実験の企業見学。ミクが3Dで踊っていた。

11/24(木)、11/25(金)

NFのため休み。

12/1(木)

最終日。
デモがあった。
結局自分は、発展課題A、C、D-1をこなしたことになるので、それを全部見せた。
レポート提出しておわり。

歪み処理について

歪み処理について概要を書いておく。
まず、資料(2011)の射影の式はsが点によらない定数のように書いてあるが、実際は点によって変わる値である。
資料の射影の式からsを消去すると2つの式が出来る。
平面射影変換の行列のパラメータは9個だが、sで調節すれば良いので1個は1と決める事が出来る。
よって変数は8個となる。
1つの点から式が2つ出来るので、8個の変数を解くには4つの点を考えてやればよい。
それを1つの連立方程式にして、ガウスの消去法などで解いてやれば平面射影変換の行列を求める事が出来る。
平面射影変換行列が求まれば、画像での位置(X,Y)から、sが求まりQRコード上の位置(x,y)も求める事が出来るようになる。

感想(その3)

内容は期待した通りくらいの楽しさだった。
途中でC言語に限界を感じたので最初からC++でやるべきだった。
レポートはそれなりに書こうとすると4コマ分くらいかかって大変。


ちなみに、自分はQRコードを長方形としていたのでサイズの指定がないときは歪み処理が出来なかったが、正方形のみを考えるとサイズの指定が無くても何とか歪み処理が出来るらしい。
これを見たKUIS1,2,3回生は挑戦してみてください。