2回生後期(2010)

(注)過去問はアップしません

B群

数理論理学B(立木)

ほぼ毎回授業で資料が配られる。それとほとんど同じように授業は進むので、資料さえあればなんとかなる。資料読んでAbacusマシンを構成できればいいと思う(あとは原始帰納的関数とか述語論理とか・・・?)。

数理統計(上木)

内容は教科書の9章から13章+α。とりわけ10章をよく読んで大体理解する。その後11章12章をやればいい。問題は10問あって、そのうち7問くらいが推定や検定の問題だった。教科書の章末問題のように標本がそのまま与えられるわけではなく、標本の平均や分散が与えられるので計算は割合楽。もちろんZ、χ2 、t、F分布は問題についていた。普遍分散という単語が問題に出てきて焦った。

微積続論B(日野)

レポート2回&テスト。テストは続論Aと同じくレポートとほぼ同じだった(というかレポートより簡単)。ということで、テスト前はレポートをできるようにすればよい。ロンスキアンあたりも出た。


専門

計算機アーキテクチャ1(高木)

加算器、乗算器については授業で資料が配られる。MIPS特有の問題は出さないと言っていたが、コード生成が全く出なかった。今後は出るかもしれないけど。論理回路と同様、試験が終わると結果速報がネットで発表され、レポートや追試の指示が出た。

言語・オートマトン(岩間)

授業は丁寧で進度は遅い。範囲は教科書のプッシュダウンオートマトンの所まで。教科書に例題が豊富なので勉強しやすい。

数値解析(西村)

計算機は3回生配当だけど取ってみた。授業資料を読めば何をやるかは大体分かるが、解説が少ないので理解が難しい。一回レポートが出され、内容はその授業資料の問題から8題選んで答えろというものだった。レポートの問題の解答が若干出回ったが、噂によると情報学図書館に解答があるとのこと。(本当かは知らない)

工業数学A1(岩井)

授業の進度は早く、板書もそれなりに早く消されてしまったりでノートを取るのが大変。参考書が指定されており、それと大体同じことをしている。テストはレポート以上の問題が出たりするので、授業でやった証明や例題をしっかり見直さないときつい。

グラフ理論(伊藤)

試験問題のほとんどが「証明せよ」もしくは「説明せよ」であり、完全に暗記科目となっている。ダイクストラの説明、フォードファルカーソンの説明、彩色問題関係の定理の証明、帰結によるNP困難の証明なんかをすらすら言えるならきっと余裕っぽい。

コンパイラ(湯淺)

LR構文解析あたりが一番しんどかったので、closureとgotoが求められるくらいで妥協した。オートマトンアーキテクチャとかぶってたりするが勉強にはそれなりに時間がかかる。


おまけ

今回はコマ数は少なかったが、テストは固まっていてきつかった。1回生の後期が一番楽だった。特に工業数学とグラフ理論がキツい。

勉強時間(適当)

グラフ=A1=アーキテクチャコンパイラ>>数値解析=数理統計>オートマトン微積B=数理論理